第109回 歯科医師国家試験

全365問・正答つき 8/8ページ

109D39

8歳3か月の女児。前歯が嚙まないことを主訴として来院した。頭蓋縫合早期癒合、合指および口蓋裂を認めたという。これらに対する手術を既に受けている。初診時の顔貌写真(別冊No.39A)、口腔内写真(別冊No.39B)及びエックス線写真 (別冊No.39C)を別に示す。

109D39の別冊図1
109D39の別冊図2
109D39の別冊図3

診断名で正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. aApert症候群
  2. b鎖骨頭蓋骨異形成症
  3. cSturge-Weber症候群
  4. dTreacher Collins症候群
  5. eBeckwith-Wiedemann症候群
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正答 a

109D40

60歳の女性。下顎右側第二大臼歯の冷水痛を主訴として来院した。40年前に齲蝕治療のため直接修復を受け、特に異常はなかったが、1年前から気になっているという。咬合面の修復物を除去し、コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No.40A)とエックス線写真(別冊No.40B)を別に示す。

109D40の別冊図1

修復物の除去で正しいのはどれか。すべて選べ。

  1. a注水下で切削を行う。
  2. b良好な換気下で行う。
  3. cラバーダム防湿下で行う。
  4. d修復物の切削量を少なくする。
  5. eカーボランダムポイントで除去する。
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正答 abcd

109D41

66歳の男性。食事がしづらいことを主訴として来院した。治療前の口腔内写真 (別冊No.41A)、治療用義歯装着時の口腔内写真(別冊No.41B)及び補綴歯科治療終了後の口腔内写真(別冊No.41C)を別に示す。

109D41の別冊図1
109D41の別冊図2

治療用義歯の装着で改善できたのはどれか。2つ選べ。

  1. a咬合位
  2. b構音障害
  3. c咬合平面
  4. d審美障害
  5. e咀嚼障害
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正答 ae

109D42

77歳の男性。上顎全部床義歯が外れやすいことを主訴として来院した。検査の結果、上下顎全部床義歯を製作することとした。人工歯排列後に行っている検査中の写真(別冊No.42)を別に示す。

109D42の別冊図1

この過程における確認事項はどれか。2つ選べ。

  1. a舌 房
  2. b咀嚼運動
  3. c被圧変位
  4. d最大咬合力
  5. eスマイルライン
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正答 ae

109D43

18歳の女子。術前矯正治療を終え、上下顎同時移動術を行うこととした。下顎歯列正中線の左右的偏位はない。術前矯正治療終了時の口腔内写真(別冊No.43A)、側面頭部エックス線規格写真(別冊No.43B)及び上顎手術の骨切り線の図(別冊No.43C)を別に示す。セファロ分析の結果を図に示す。

109D43の別冊図1
109D43の別冊図2
109D43の別冊図3

上顎の手術の目的はどれか。2つ選べ。

  1. a鼻尖の上方移動
  2. b中顔面の後方移動
  3. c上顎全歯列の前方移動
  4. d上顎歯列弓の側方拡大
  5. e上顎歯列正中線の左方移動
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正答 ce

109D44

52歳の女性。左側の下顎臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。┌6に根分岐部病変は認めない。慢性歯周炎と診断し歯周基本治療を行った。初診時の口腔内写真(別冊No.44A)とエックス線写真(別冊No.44B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

109D44の別冊図1
109D44の別冊図2

次に行うのはどれか。1つ選べ。

  1. a新付着術
  2. b歯根分離
  3. c歯根切除
  4. d骨移植術
  5. e歯肉切除術
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正答 d

109D45

77歳の男性。左側の下顎歯肉の腫脹を主訴として来院した。1か月前から食事の際に接触痛があり、出血がみられることがあるという。特記すべき既往歴はない。頸部リンパ節の腫脹や開口障害はないが左側下唇の知覚鈍麻を認め、腫脹部の頰側には圧痛があり、わずかに硬結を触れる。初診時の口腔内写真(別冊No.45A)、エックス線写真(別冊No.45B)、CT(別冊No.45C)及び生検時のH-E染色病理組織像(別冊No.45D)を別に示す。

109D45の別冊図1
109D45の別冊図2

適切な処置はどれか。1つ選べ。

  1. a洗 浄
  2. b抗菌薬投与
  3. c摘出・掻爬
  4. d下顎辺縁切除
  5. e下顎区域切除
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正答 e

109D46

65歳の男性。左側の咀嚼困難を主訴として来院した。上顎義歯は5年前に装着し特に問題なく使用していたが、2週前から急に嚙みにくくなり、3日前に義歯の左側小臼歯部が欠けたという。下顎歯列はすべて天然歯で上顎残存歯にも特に異常は認められない。義歯の写真(別冊No.46)を別に示す。

109D46の別冊図1

急に嚙みにくくなった原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。

  1. a顎堤吸収
  2. b支台装置の変形
  3. c維持格子の破折
  4. d義歯の人工歯破折
  5. e義歯床レジンの劣化
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正答 c

109D47

55歳の男性。左側の下顎大臼歯部の咬合時の違和感を主訴として来院した。歯周基本治療後の再評価検査で、┌6の分岐部では頰側から水平方向にポケット探針が4mm入るが貫通はしない。GTR法による歯周組織再生療法を行うこととした。初診時のエックス線写真(別冊No.47A)と歯周外科治療時の口腔内写真(別冊No.47B)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

109D47の別冊図1
109D47の別冊図2

GTR膜設置前に行うのはどれか。2つ選べ。

  1. a抜 髄
  2. b歯根分離
  3. c歯槽骨切除
  4. dファルカプラスティ
  5. eスケーリング・ルートプレーニング
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正答 de

109D48

8歳の男児。歯肉の腫脹を主訴として来院した。2日前から歯肉の激しい痛み、倦怠感および発熱があり、食事時には出血を伴うという。プラーク中の細菌検査では、スピロヘータと紡錘桿菌が多数検出された。初診時の口腔内写真(別冊No.48A)とエックス線写真(別冊No.48B)を別に示す。

109D48の別冊図1

疑われるのはどれか。1つ選べ。

  1. a急性歯周膿瘍
  2. b侵襲性歯周炎
  3. c剥離性歯肉炎
  4. d薬物性歯肉増殖症
  5. e壊死性潰瘍性歯肉炎
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正答 e

109D49

56歳の女性。咀嚼困難を主訴として来院した。検査の結果、下顎義歯を製作することとした。義歯未装着時と新義歯装着時の口腔内写真(別冊No.49A)と、義歯粘膜面観の写真(別冊No.49B)を別に示す。

109D49の別冊図1

54┬4に装着されている支台装置の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. a維持力が持続する。
  2. bクラスプと比較して審美性が劣る。
  3. cクラスプと比較して連結強度が劣る。
  4. d側方力に対して抵抗する形態である。
  5. e定期的に表面を研磨する必要がある。
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正答 ad

109D50

次の文により50、51の問いに答えよ。 25歳の男性。下顎左側第二小臼歯の一過性の冷水痛を主訴として来院した。歯髄電気診で生活反応を示した。コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時のエックス線写真(別冊No.50A)と窩洞形成後の口腔内写真(別冊No.50B)を別に示す。

109D50の別冊図1

窩洞のCファクターはどれか。1つ選べ。

  1. a0.2
  2. b0.5
  3. c1.0
  4. d2.0
  5. e5.0
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正答 d

109D51

次の文により50、51の問いに答えよ。 25歳の男性。下顎左側第二小臼歯の一過性の冷水痛を主訴として来院した。歯髄電気診で生活反応を示した。コンポジットレジン修復を行うこととした。初診時のエックス線写真(別冊No.50A)と窩洞形成後の口腔内写真(別冊No.50B)を別に示す。

109D51の別冊図1

修復に際し適切なのはどれか。2つ選べ。

  1. a暫間的間接覆髄
  2. bエナメル質のリン酸エッチング
  3. cボンディング材に対する光照射時間の延長
  4. dコンポジットレジンの一括塡塞
  5. e即日の研磨
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正答 bc

109D52

60歳の女性。歯の欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。部分床義歯の治療経過に伴う写真(別冊No.52)を別に示す。

109D52の別冊図1

治療の進行順で正しいのはどれか。1つ選べ。

  1. aア→イ→ウ
  2. bア→ウ→イ
  3. cイ→ア→ウ
  4. dイ→ウ→ア
  5. eウ→ア→イ
  6. fウ→イ→ア
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正答 f

109D53

中学校1年生100名の学校歯科健康診断の集計結果を表に示す。DMF歯率を求めよ。ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。

109D53の別冊図1
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    正答 7.4

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