第97回 歯科医師国家試験

全330問・正答つき 7/7ページ

97D41

54歳の女性。上唇と左側頬部との腫瘤を主訴として来院した。小児の頃から気付いていたが、最近やや大きくなったという。腫瘤は圧迫により退色する。初診時の口腔内写真(別冊No.16A)と口唇部写真(別冊No.16B)とを別に示す。

97D41の別冊図1

適切な治療法はどれか。2つ選べ。

  1. a開窓
  2. b切除
  3. c梱包療法
  4. d化学療法
  5. e放射線療法
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正答 bc

97D42

37歳の女性。右側舌下面の腫瘤を主訴として来院した。1か月前に気付いたという。疼痛はない。初診時の口腔内写真(別冊No.17A)と生検時の病理組織像(別冊No.17B)とを別に示す。

97D42の別冊図1

適切な処置はどれか。 1つ選べ。

  1. a副腎皮質ステロイド軟膏塗布
  2. b抗真菌薬投与
  3. c腫瘤切除
  4. d舌半側切除
  5. e放射線治療
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正答 c

97D43

71歳の男性。下顎右側臼後部歯肉の腫脹を主訴として来院した。3か月前に気付き、時々出血するようになったという。初診時のエックス線写真(別冊No.18A、B)と生検時の病理組織像(別冊No.18C)とを別に示す。

97D43の別冊図1

診断名はどれか。 1つ選べ。

  1. aエナメル上皮腫
  2. b歯原性線維腫
  3. c粘表皮癌
  4. d扁平上皮癌
  5. e骨肉腫
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正答 d

97D44

36歳の女性。下顎右側大臼歯部の精査を希望して来院した。2か月前の歯科治療時のエックス線検査にて病変を指摘されたという。疼痛と腫脹はない。初診時のエックス線写真(別冊No.19)を別に示す。

97D44の別冊図1

疑われる疾患はどれか。 1つ選べ。

  1. a慢性骨髄炎
  2. bセメント質骨形成線維腫
  3. c良性セメント芽細胞腫
  4. d線維性骨異形成症
  5. e根尖性セメント質異形成症
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正答 e

97D45

45歳の男性。舌の異常を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊No.20A)と生検時の病理組織像(別冊No.20B)とを別に示す。

97D45の別冊図1

適切な処置はどれか。2つ選べ。

  1. a副腎皮質ステロイド軟膏塗布
  2. bビタミンA投与
  3. c凍結療法
  4. d舌部分切除
  5. e放射線治療
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正答 de

97D46

43歳の男性。嚥下痛を主訴として来院した。3日前に発熱と嚥下痛とを生じ、次第に摂食が困難になってきたという。体温38.1℃。初診時の口腔内写真(別冊No.21)を別に示す。

97D46の別冊図1

診断名はどれか。 1つ選べ。

  1. a再発性アフタ
  2. b扁桃周囲炎
  3. c疱疹性口内炎
  4. dヘルパンギーナ
  5. e壊死性潰瘍性口内炎
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正答 d

97D47

29歳の女性。舌の接触痛を主訴として来院した。3か月前から舌の接触痛とともに嚥下痛が生じたという。初診時の口腔内写真(別冊No.22A)と手指の写真(別冊No.22B)とを別に示す。初診時の検査結果を表に示す。

97D47の別冊図1
97D47の別冊図2

診断名はどれか。 1つ選べ。

  1. a地図状舌
  2. b口腔カンジダ症
  3. cPlummer─Vinson症候群
  4. dHunter舌炎
  5. eSjögren症候群
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正答 c

97D48

56歳の男性。左側頬部の出血を主訴として来院した。7日前に突然、下顎前歯部の出血を認め、昨夜右側オトガイ下部の異常にも気付いたという。初診時の口腔内写真(別冊No.23A)と下顔面部写真(別冊No.23B)とを別に示す。初診時の血液学検査の結果を表に示す。

97D48の別冊図1
97D48の別冊図2

疑われる疾患はどれか。 1つ選べ。

  1. a悪性貧血
  2. b顆粒球減少症
  3. c鉄欠乏性貧血
  4. d再生不良性貧血
  5. e血友病A
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正答 d

97D49

75歳の男性。上顎右側第一小臼歯の抜去中に気分が悪いと訴えた。循環動態の経過を図に示す。

97D49の別冊図1

図の①の時点での対応はどれか。2つ選べ。

  1. a手術の中断
  2. b下肢の挙上
  3. c輸液量の増加
  4. d硫酸アトロピンの静注
  5. e塩酸ニカルジピンの静注
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正答 ae

97D50

57歳の男性。悪性腫瘍切除術で6時間の全身麻酔管理が予定された。術前の検査結果を表に示す。

97D50の別冊図1

術中・術後の管理で重要なのはどれか。 3つ選べ。(編注:時代の変遷により問題を一部改変した)

  1. aヘモグロビンA1Cのモニタリング
  2. b浅麻酔の実施
  3. c術後の感染対策
  4. d血糖値のモニタリング
  5. eケトアシドーシスの把握
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正答 cde

97D51

44歳の女性。開口障害を主訴として来院した。19年前に頭部を強打したという。開口時の痛みはない。初診時のエックス線写真(別冊No.24A、B)を別に示す。

97D51の別冊図1

疑われる疾患はどれか。 1つ選べ。

  1. a下顎頭肥大
  2. b顎関節症
  3. cリウマチ性顎関節炎
  4. d顎関節強直症
  5. e化膿性顎関節炎
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正答 d

97D52

47歳の男性。右側顎下部の腫脹を主訴として来院した。3日前から疼痛とともに腫脹し、特に食事時の疼痛が強いという。初診時の口腔内写真(別冊No.25A)と右側顎下部の写真(別冊No.25B)とを別に示す。

97D52の別冊図1
97D52の別冊図2

診断に必要なエックス線撮影法はどれか。2つ選べ。

  1. a二等分法
  2. b咬合法
  3. cパノラマエックス線撮影法
  4. d後頭前頭方向撮影法
  5. eWaters撮影法
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正答 bc

97D53

26歳の男性。口唇の腫脹を主訴として来院した。2か月前に気付いたという。初診時の口唇部の写真(別冊No.26A)と生検時の病理組織像(別冊No.26B)とを別に示す。

97D53の別冊図1

診断名はどれか。 1つ選べ。

  1. a肉芽腫性口唇炎
  2. b接触性口唇炎
  3. c水疱性類天疱瘡
  4. d粘液瘤
  5. e血管腫
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正答 d

97D54

46歳の女性。歯肉の接触痛を主訴として来院した。1か月前から下顎歯肉の発赤と接触痛とを生じ、発症3日後からアシクロビルの投与を受けたが症状は改善しなかったという。免疫染色で基底膜にIgGとC3の沈着がみられた。初診時の口腔内写真(別冊No.27A)と生検時の病理組織像(別冊No.27B)とを別に示す。

97D54の別冊図1

診断名はどれか。 1つ選べ。

  1. a扁平苔癬
  2. b疱疹性歯肉口内炎
  3. c紅板症
  4. dBehçet病
  5. e類天疱瘡
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正答 e

97D55

77歳の男性。口腔の疼痛を主訴として来院した。5年前から口腔全体がしみるようになり、軽快と増悪とを繰り返してきたという。6年前から糖尿病の治療を受けている。初診時の口腔内写真(別冊No.28A、B)を別に示す。

97D55の別冊図1

適切な薬物はどれか。2つ選べ。

  1. a塩酸ミノサイクリン
  2. bミコナゾール
  3. cメコバラミン
  4. dアムホテリシンB
  5. eプレドニゾロン
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正答 bd

97D56

歯のフッ素症の発症に関係するのはどれか。 1つ選べ。

  1. a歯嚢細胞
  2. b歯髄細胞
  3. c象牙芽細胞
  4. dエナメル芽細胞
  5. eセメント芽細胞
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正答 d

97D57

歯磨剤に配合されるのはどれか。 2つ選べ。(編注:時代の変遷により問題を一部改変した)

  1. aフッ化ナトリウム
  2. bフッ化カルシウム
  3. cフッ化アルミニウム
  4. d酸性フッ素リン酸溶液
  5. eモノフルオロリン酸ナトリウム
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正答 ae

97D58

誤っている組合せはどれか。 1つ選べ。

  1. a歯肉出血──歯肉内縁部の潰瘍
  2. b歯周ポケット──接合上皮の破壊
  3. c膿──好中球の変性
  4. d口臭──ヒスタミンの遊離
  5. e歯の動揺──コラーゲンの消失
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正答 d

97D59

ある地域の母子歯科保健事業の評価に必要なのはどれか。 3つ選べ。(編注:時代の変遷により問題を一部改変した)

  1. a対照地域との比較
  2. b歯科健康診査票
  3. c歯科医療施設数
  4. d両親の職業
  5. e事業の受診率
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正答 abe

97D60

3歳児歯科健康診査の結果の一部を図に示す。

97D60の別冊図1

齲蝕罹患型で正しいのはどれか。 1つ選べ。

  1. aO型
  2. bA型
  3. cB型
  4. dC1型
  5. eC2型
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正答 e

97D61

学校保健法における歯科保健の対象でないのはどれか。 1つ選べ。

  1. a保育所の幼児
  2. b小学校の児童
  3. c高等学校の生徒
  4. d専門学校の学生
  5. e学校の教職員
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正答 a

97D62

13歳の生徒で予防填塞が最も有効なのはどれか。 1つ選べ。

  1. a上顎中切歯
  2. b上顎側切歯
  3. c第一小臼歯
  4. d第一大臼歯
  5. e第二大臼歯
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正答 e

97D63

根面齲蝕の予防に適用されないのはどれか。 1つ選べ。

  1. a甘味制限
  2. bフッ化物洗口
  3. cフッ化物塗布
  4. d歯間ブラシの使用
  5. eラバーチップの使用
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正答 e

97D64

金属線の引張り試験における破断までの応力─ひずみ曲線を図に示す。

97D64の別冊図1

加工しやすいのはどれか。 1つ選べ。

  1. a
  2. b
  3. c
  4. d
  5. e
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正答 e

97D65

寒天印象材で誤っているのはどれか。 1つ選べ。

  1. a成分としてホウ砂を含む。
  2. b温度でゾル─ゲルの状態変化を示す。
  3. cゾル化温度とゲル化温度とは等しい。
  4. dゲルを空気中に放置すると収縮する。
  5. eゲルを水中に保管すると膨張する。
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正答 c

97D66

正しい組合せはどれか。 2つ選べ。(編注:時代の変遷により問題を一部改変した)

  1. aISOタイプ1金合金──全部鋳造冠
  2. bISOタイプ3金合金──鋳造床
  3. cISOタイプ4金合金──臼歯部ブリッジ
  4. d金銀パラジウム合金──4/5クラウン
  5. e低融銀合金──3/4クラウン
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正答 cd

97D67

接着性レジンセメントで正しいのはどれか。 2つ選べ。(編注:時代の変遷により問題を一部改変した)

  1. aリン酸亜鉛セメントより圧縮強さが大きい。
  2. bEBAセメントより引張り強さが小さい。
  3. cグラスアイオノマーセメントより水への溶解率が大きい。
  4. dグラスアイオノマーセメントより象牙質接着強さが小さい。
  5. eポリカルボキシレートセメントより合金に強く接着する。
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正答 ae

97D68

20カラット金合金用ろうとして適切な組成(重量%)はどれか。 1つ選べ。

  1. a銀(24)銅(3)錫(73)
  2. b銀(56)銅(22)亜鉛(17)錫(5)
  3. c金(20)パラジウム(15)銀(32)銅(26)亜鉛(6)
  4. d金(75)銀(5)銅(10)亜鉛(7)
  5. e金(88)白金(3)パラジウム(5)銀(3)
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正答 d

97D69

加熱重合型アクリルレジン義歯床の作製工程で適切なのはどれか。 1つ選べ。

  1. a粉・液混和を重量比で1:1にした。
  2. b湿式重合を100℃で10時間行った。
  3. c乾熱重合法でフラスコの加熱を粘膜面から行った。
  4. d重合終了後にフラスコから取り出して急冷した。
  5. e研磨終了後に乾燥状態で保管した。
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正答 c

97D70

カーボランダムポイントの断面構造模式図を示す。

97D70の別冊図1

誤っているのはどれか。 1つ選べ。

  1. a砥粒の先端が切れ刃になる。
  2. b砥粒が脱落すると切れ刃が自生する。
  3. c砥粒の主成分は炭化ケイ素である。
  4. d結合材にはゴムを用いる。
  5. e空隙は研削時の発熱を抑える。
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正答 d

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